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わからない通知 [日記]

「当院のスタッフ1名がPCR検査の結果、陽性が判明いたしました。なお、他のスタッフのPCR検査の結果は、陰性です。・・・」
 この貼り紙をみて感じたことがあります。この通知には、「いつなのか」が欠けています。
 だから、推測しなければなりません。陽性者は、体調がすぐれないながらも発熱などの明確な異常を感じて、PCR検査に向かったのだろう。2日ぐらい要したのかな。検査結果が判明するのに2日間かかりますから、判明は4日後となります。その日、すぐに医院に連絡し、スタッフ全員の検査が行われて結果が判明するまでさらに2日、合わせて6日後となります。
 わたしが読んだのは昨日ですから、一昨日が祝日であることを考えれば、スタッフの陰性判明は、早くても祝日の前ということになります。昨日までに8日間が経過していたことになります。
 8日前、わたしはここで電気治療のリハビリをしています。医院は開いていたのです。誰か休んでいる人はいなかったか、いたような、いなかったような・・・わかりません。
 もし、陽性者がこの日、出勤して患者に対応していたとすれば、濃厚接触の可能性があるはずです。連絡がありませんから、休んでいたのかもしれません。
「潜伏期間って何日間だっけ。」と聞いたら「次の日に出る人もいるわよ。」の返事。
 困ったものですねぇ。それにしても、身辺でこういうことが起きると、対応がむずしいということがよくわかりました。わたしは? 大丈夫ですよ。

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4個のどんぐり [日記]

 「どんぐりが三つ落ちるぞ秋の陣」今朝の新聞に載った埼玉の岩井さんの川柳です。4人が出揃った総裁選、どうもどんぐりではないような気がしています。靖国や夫婦別姓はじめ、経済から防衛に至るまで4人の違う意見を聞くにつけ、自民党の多様性と懐の深さを実感しています。しかし、これでも官邸の暴走を止めることはできませんでした。今回の選挙、暴走犯に近いどんぐりは残したくありませんね。
 ところで、今、野党は何をやっているのですか。報道されることは、もりかけも桜も学術会議も、これまで言ってきことばかりで新しいことはありません。振り返ってみれば、意見がちょっと違うだけで分裂を繰り返してきたのですから。与党との違いはこの辺かなと感じています。
 再び川柳です。「野党様頼れる党にいつなれる」福島の相原さんでした。見れば、相も変らぬ面々が顔を連ね、ぺらぺらしゃべっているようですが、暴走を止められなかった野党のだらしなさには、怒りどころか、虚しさを感じてしまいます。
 ひるがえって、4個のどれかに国のかじ取りを任せるには、どれも熟していないような気もしています。国民の心を躍らせ、夢でもいいから、上手に嘘をつける政治家もいなくなったようですね。
 
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『海峡』三部作揃う [日記]

 ブックオフで前から探していた伊集院静の『海峡』三部作のうちの『春雷』と『岬へ』を手に入れ、これで三冊を読破することができました。
 この小説は、彼の自伝的小説で、別名「幼年篇」「少年篇」「青春篇」とも言われています。約二千頁ですからなかなかの長編ですね。わたしは、この小説が醸し出す香りが好きです。
 個人的な感想ですが、全編を通じて、母絹子の主人公高木英雄への慈愛を感じることができます。英雄は、汗水たらして働く女性が好きなようです。常に、身辺には、身を粉にして働く場末の女たちがいて、瑞々しく描かれています。そこにアクセントとなっているのが東京育ちのおキャンな北条美智子です。互いに好きなのに、一線を越えないもどかしさだけで数十頁あります。
 英雄を大きく育てたのは、周囲の大人であることがわかります。リンさん、サキ婆さん、江州、詩人のてふてふ、放浪画家の角水清治、新聞記者の白井、そして加文先生などが英雄を導いているのです。小説の骨格ですね。肉の部分は膨大な挿話として筧浩一郎や宋健将など同年代との危うい話が面白く綴られているわけです。
 五木寛之が九州の炭鉱の香りとシベリアの翳りとすれば、伊集院静には海の匂いがあり、無頼の原点樽「なりふりかまわず」を感じることができるようです。
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今までの人は外しましょう [日記]

 総裁選は、今までの人とはかかわりのない人がよいですね。多少経済が好況のときもありましたが、もう大分心が廃れてしました。いっそ、みなさんから退いていただいて、日本を再生したいですね。
 嘘や誤魔化しがなかったら、多少のことは我慢するのが人間です。説明もせずに時間という消しゴムで済ますようなことは、もうコリゴリです。
「今までの人は外す」これはきっと切り札となることでしょう。是非、使ってみて下さい。
明日を夢見てみたいのですかな。
 
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夏の終わりに [日記]

 2カ月近い夏休みでした。若者接種の渋谷で混乱があったようです。「若者の接種意欲の高さがわかります」と小池さん。やっぱり政治家の受け止め方は庶民とは違うようです。ある女性が言ってました。「こうなると、わたしだってわかるのに」と。今朝は、抽選に変えたようですが、また、行列が報道されています。若者は外れることを恐れて早朝から並び、都側は受付は9時からだと。そして「10時30分まで来られた方全員に抽選券を・・」と今になって言っています。なんで初めからそれを説明しないのだろうか。まったく庶民を「モノ」のように扱っていると感じます。
 「復興」ってなんだろう。掲げられていたものがどこにも見えず、「復興」など成し得ていないことに気づきました。逆に目立ったのが「多様性」でした。「よかった」と言う方もいたようですが、首を傾げてしまいました。目の前で展開される「多様性」を理解する力が、わたしには不足しているようです。「違い」があり、「差」があり、「区別」があり、「分断」があり、「無関心」があってバラバラになりつつある日本は、昨夜アフガンから「たった一人」しか救えませんでした。驚いています。
 そして、ひっ迫する医療体制の中、器の中で総裁選が始まろうとしています。世は実にわからないことだらけのようです。これじゃ多様はみえてきません。わからない世の中ですから。
 今朝、最後のトウモロコシが食い荒らされました。危なくて安心できなかった夏が終わろうとしています。
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さまざまな権力行使 [日記]

 日本では、市長室にシャワー室まで作らせた方がいた。権力を笠にきた横暴だが、どこか間抜け臭いところもあって、ジメジメした感じはない。
 プーチンが15年後まで続投可能にする法改正を行い、習近平も2期10年と決められた任期を3期に延長したというちょっと前の話を思い出した。彼らは、異端者を常に排除することに傾注している。ここでの権力となると、尊大過ぎて、もう手に負えないくらい恐ろしい。
 安倍さんは、もりかけ、さくらと問題は多かったし、おごり高ぶる姿勢は好きではなかった。それでも、輪郭がはっきりしていて、していることが見えていたし、陰を感じることはなかった。
 菅さんは、どうも暗い。説明せずにご飯論法に逃げ込むのは安倍さんと似ているが、どこか違う。陰があるようだ。彼に左遷されたとか、登用したとか、学術会議も同じ気がする。人事権を通して支配しようとしてきた経緯があるようだ。どこかプーチン的な影を感じる。
 この頃は、自治体に落下傘のように舞い降りてくる方が多くなっている。誰かが連れてきたのだろうと思う節もあるが、住民にはわからない。背景にすごい権力行使があるのかもしれない。
 多様性という意味での価値は認めながらも、陰である権力者が遣わすような人事には、どこか暗さが付きまとう。いつか、住民に紹介してくれるようなら歓迎したいものだ。
 それとも、このような方々は、地方交付税の多い自治体に遣わされたお国の使者なのだろうか。理解できないことが多くなりましたね。
 
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半径5メートルの世界 [日記]

 NHKの「ドラマ10」でやっている『半径5メートル』が面白い。来週の9回目で最終回は惜しい気がする。ここには、何かを読み解くヒントが隠されている。
 先日、半導体に関する議員たちの会合が開かれ、「スリーA」が揃ったことが報じられた。「これは政局の顔ぶれだ」とAのだみ声のあいさつに会場が沸いていた。今、世の中で何が起こっていようと、「何でも有り」を貫き通してきた者たちが集まる異次元空間なのだ。住む世界が違うのである。
 50年以上も前である。大学に入学して、出席番号で並ぶS君とよく話をしていた。抑制のきいた生活態度、美徳が読み取れる考え方、まあ、気が置けない間と感じたのだろう。ところがある日、ノート一面に彼は落書きをしていた。よく見ると、当時のソ連の国旗に描かれているマークだった。「それ何」と聞くと、「インターナショナル」と返ってきた。その瞬間、彼を受け入れようとしない自分がいた。
 見てきた世界が違うということはこういうことを引き起こすのだ。半径5メートルとは自分が受け入れ可能な世界なのである。
 政局と嘯くAたちには、「名門」という世界があるのだろう。ローマがユリウス・カエサル以来、代々皇帝の名に「ユリウス」「アウグストゥス」の名が冠されている。その半径5メートルの世界に入ることが皇帝の一条件だったからである。
 5メートルの外に感じた時、自らの免疫機能は「No」を出すようにできているのかもしれない。

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責任回避 [日記]

 きまりはどうであれ、国民の思いを汲んで行動するのは首相ではないのだろうか。それは、進める側の組織委員会やJОCには望むべくもないことだし、止められるのは国民の意思を反映できる人であるはずです。
 尾身さんの「普通ではない」発言以来、開催の責任論と何故に対する説明責任が問われています。もう刻限が迫っている中、主催者側の三者が揃って説明すべきです。
 危惧するのは、組織の歪みです。国民の支持が離れ、上司に踊らされてきた組織委員会の人たちのモチベーションを心配しています。こうした精神状態の中では、準備に手落ちや失敗が生まれるのは世の常です。彼らに国民の応援が届くようにしなければなりません。
 もし、それをしないまま大会に突入することは、自殺行為です。わたしは、あの昭和39年の沸き立つ思いを今でも覚えています。
 上に立つ者は、熱く語らねばなりません。行くも止めるも同じです。熱を帯びない言葉は、責任回避を意味します。
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自分に立ち返る [日記]

 新生ワクチンは世界を救うのか!?開発の立て役者カリコ博士と山中伸弥教授の興味深い対談が、昨晩の「クローズアップ現代+」で放送されました。
 mRNAワクチン開発の立て役者カタリン・カリコ氏(66)は、ハンガリー出身の女性研究者です。番組では、彼女の悲惨な研究生活が語られました。夢を抱いての渡米も研究費が削られ、しまいには同僚にすがる所まで落ちたと言います。それでも、「見合わないような高収入を得る人」がいても、「なぜか昇進する人」がいても、自分を見失わない信念のようなものがありました。
 それは「自分に立ち返れ」ということ。そして「自分にできることは何か」を考えることでした。つい他人と比較して幸せになったり不幸を感じたり、凡人はついつい他人との比較で自分を見てしまいがちです。わたしなどもそうでした。最近になって話すことがあります。
 「仕事を辞めてから、自分に立ち返るまで時間がかかるものだ」ということ。今の自分に何ができるかという自分を起点にして考えることは、簡単なようでそんなに易しいものではありません。
 カリコ氏の言葉に勇気づけられたのでしょうか。自分の頭で考え、自分の足で行動するという最も基本的な生き方が、今になってできているような気がしてきました。番組の本題からはズレていますが。 
 
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ワクチン特別扱い [日記]

 ワクチン接種において特別職にある方に便宜が図られている。この件に関して賛否が議論されている。その議論は的外れな気がする。納得できる理由があればよいだろうが、この度浮かび上がっている件は、すべて後付けで公表されている。きちんと事前に公表して堂々とやればよいのではないだろうか。陰でこそこそやっている状況が想像されて、忖度している周囲の人間までもが信用できない人間に成り下がったように見える。ことの経緯から判断するに、今回の件は信用失墜行為であると思う。
 「行政実例」によれば、特別職は「恒久的でない職または常時勤務することを必要としない職であり、かつ、職業的公務員の職でない点において、一般職に属する職と異なるものと解される」とある。
 地公法三条により「議会承認によって就任」し、他の命令もなく、法律や自己の学識経験等に従って
職務を遂行する。人事異動もなければ、処遇も他と比するまでもなく恵まれている。
 そうした人でも、一日中電話をかけて予約をとることが免除されているわけではない。人並みに列に並んで自分の順番を待たなくてもよい扱いが保障されているわけではない。
 特別扱いを受けたければ、その職責の重さを自ら自覚し、それを理由として表明すべきなのではないか。そうでなければ、あなたも受話器を取るべきだし、列に並ぶべきだと思う。そうしたあなたを見てわたしたちは「信頼」の二文字を贈るのである。
 普段より不遜な態度が目立つ政治家の皆さん、あなたはどんな突別扱いを受けているのですか?
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