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今年、学んだこと [日記]

 「ローマ人の物語」も文庫本で36冊目を読んでいます。4頭政治が終わり、いよいよローマ帝国の終焉が近づいています。
 ローマの執政官、のちに皇帝になるわけですが、その役割は2つです。「市民の安全を守る」そして「インフラストラクチャ-の整備」です。安全を守るために、皇帝は蛮族と闘い、ラインからドナウにかけてのリメス(防御線)とチグリス、ユーフラテスにまたがるそれを命がけで守るわけです。そして、すべての道をローマにむけて整備し、水道を導き、テルメ(温泉)を整備します。終焉は、やはり、この2つが崩れることを意味しているようです。
 翻ってわが国では、国民が喜ぶお金とワクチンを配り、その裏では政務調査費や文書交通費、更に委員長手当など身近な問題が露見しました。しかし、何ら政治決定は行われないまま年が暮れそうです。
 権力があれば黒を白にできることを教えていただき、今はさらにお金があれば何でもできるということが加わりました。民間人が宇宙に行ける、すばらしいことです。十五億のお金があればですがね。その一方で、喰うに窮する人々がいて、自然災害による川の氾濫、土砂崩れ、橋の崩落などが多くなりました。だから、国土強靭化が必要らしいのですが、F16の改良や水陸両用上陸用水艇の整備、在日米軍の思いやり予算も、国土強靭化の課目に入るのだそうです。
 本当に、今生きるために大切なことを驚きの中で教えていただいた1年でした。
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