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やぶ蚊 [日記]

 茂みの傍を散歩をしていたら、短パン姿の足にチクッと痛みを感じた。やぶ蚊にやられたようだ。この年になって、年々アレルギー反応が強くなって、副腎皮質ホルモンが含まれた軟膏を一週間も塗り続けなければならない。毎年、蚊に刺されて「晩夏」を感じている。
 草木が色艶を失い、湿り切った重い空気が流れるこの季節は、どうも好きになれない。
 あの初夏の清々しさ、前向きにさせてくれる空気が懐かしい。早く、秋は来ないかなぁ。
 晩夏は、今の日本みたいである。心に刺さるようなことばかりが報じられ、いささか憂鬱気味である。感染者の全数把握は自治体任せ、国葬の位置づけが定まらず、何とも人間の枠を逸脱したような事件が後を絶たない。
 不思議なことがある。あんなに感染を恐れていた頃には聞くことのなかった近隣での感染、この頃は身近に感染を多く聞く。「あそこにも、ここにも、ここまでも」という感じである。なのに、発表される感染者数は、その実感からは程遠く少ないように感じている。どうしたんだろう。
 物議を醸しだした日本の統計である。信用が遠のいていく。統計の方法を変えても感染予防にはならないわけで、どうやら、これもご都合主義の道に嵌ってしまったのではないだろうな!
 晩夏にはやぶ蚊が多い。刺されたら腫れるよ!

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お久しぶりぃね [日記]

 八カ月ぶりである。隔週で新聞にコラムを書かせてもらうようになって、すっかりご無沙汰してしまった。間違ったことをしても認めようとしない人が増えた気がする。「白を切る」というのだろうか、潔くない人間が増えたと見る。あのトランプさんはどうしようもないにしても、某教団との関係を語る政治家の態度は目に余る。「知らなかった」とか「きっぱり切る」というものではなかろう。既に罪状明白、国民皆知の組織ではなかったか。彼らの言葉は国民を舐めている。まずは詫びるべきだろう。
 舐めた態度は、世襲に起因するとみる。どこもかしこも二世三世議員だらけ。つながる利点は別にしても、不遜なる態度が増幅していくから始末に置けない。
 一に中選挙区制になって新しい人が出にくくなった。何もかも対立に結びつけていく構図が、政治をショー化させてしまった。そして、多様性と弾力性のある胆力に充ちた民主主義が壊れかけている。
 いわゆる見せかけの民主主義である。ロシアにだって選挙も三権分立もあるのだが、権威と権力を兼ね備えた人間が、あのように奔放に振る舞われたのでは、もう民衆は太刀打ちできない。
 そして、そういう専制主義者は、大方、経済をずるく操る。つまり、支持者への富の配給を忘れない。その金を掴んだ者たちは、ものごとを正しく見る目を失っていく。
 鶏と卵、どこから直したらよいのだろうか。


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年賀状にまなぶ [日記]

 「複数、盆に帰れず(コロナ禍)」「“好きか?”ってばかり言う彼」毎年送ってくれるHさんのナンセンス語録から2つ。すぐにピーンとない方は「そろそろ」ですね。
 77歳のNさんの言葉にはドキッとする。「これからが、これまでを決める」と。老いたとてこの言葉を胸に行きていきたい。
 女房をほうむるサスペンスに没頭して15年のTさん。コロナ蔓延する中へと浅草へと連れ出す。ところが、浅草は日本人だけの清潔感で満たされていたとか。この二人、本当に仲がいい!
 Sさんの手作り話がおもしろい。コーヒーに凝ってたと思ったら、今度はDIYときた。観音開きの戸棚を完成させた。納期とか締め切りのない人生は余裕を生む。
 Kuさんとは年賀状だけのやりとりだ。15年続いている。あの頃、共に向き合っていた教育について、1,2行のコメントをやりとりしている。大切な人だ。
 Kaさんが50年ぶりに生まれ故郷の長井に帰る。母との3人の生活が桜の季節に始まる。一昨年杖を頼りに歩く姿まで回復。今はもっと大きな決意を打ち立てた。その勇気に乾杯!
 難病のMさんも故郷の中山町の生家に戻る。健常と思えるわたしなどより、よっぽど人生に向き合っていると感じる。恥ずかしいことはしてはおれまい。
 年賀状にその人の生きざまを感じ、大いに学んで少しはマシな生き方をせねばなるまい。
 

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今年、学んだこと [日記]

 「ローマ人の物語」も文庫本で36冊目を読んでいます。4頭政治が終わり、いよいよローマ帝国の終焉が近づいています。
 ローマの執政官、のちに皇帝になるわけですが、その役割は2つです。「市民の安全を守る」そして「インフラストラクチャ-の整備」です。安全を守るために、皇帝は蛮族と闘い、ラインからドナウにかけてのリメス(防御線)とチグリス、ユーフラテスにまたがるそれを命がけで守るわけです。そして、すべての道をローマにむけて整備し、水道を導き、テルメ(温泉)を整備します。終焉は、やはり、この2つが崩れることを意味しているようです。
 翻ってわが国では、国民が喜ぶお金とワクチンを配り、その裏では政務調査費や文書交通費、更に委員長手当など身近な問題が露見しました。しかし、何ら政治決定は行われないまま年が暮れそうです。
 権力があれば黒を白にできることを教えていただき、今はさらにお金があれば何でもできるということが加わりました。民間人が宇宙に行ける、すばらしいことです。十五億のお金があればですがね。その一方で、喰うに窮する人々がいて、自然災害による川の氾濫、土砂崩れ、橋の崩落などが多くなりました。だから、国土強靭化が必要らしいのですが、F16の改良や水陸両用上陸用水艇の整備、在日米軍の思いやり予算も、国土強靭化の課目に入るのだそうです。
 本当に、今生きるために大切なことを驚きの中で教えていただいた1年でした。
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手詰まり感 [日記]

 各種のイベントが復活する中、我がマイゼンも先日、市民会館で少人数の客を招き、ライブ配信で演奏会を行いました。夜の街も大分にぎわい始めているようです。
 そんな中、ヨーロッパでの感染拡大が報じられています。クリスマスマーケットなどが中止となり、そこに大きな問題が見えてきたようです。
 「分断」です。自由にできる社会に戻りたいならば、ワクチン接種は推進されなければなりません。その義務化の話に「No」を突き付ける側の主張が高まっているのです。強制は反民主主義的だという声、副反応が怖いという主張です。両者の主張は、社会に留まらず、家庭内でも起きているというのです。
 いずれ、日本でも起きそうな気がします。それにしても、「with corona」の間合いをつかみきれないでいるようです。難しいですね。自由なところほど大変ですね。中国なんかは強引に行くのでしょうね。
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うれしくなるような空気 [教育]

 退職校長会にホームページができたおかげで、山新に隔週でコラムを書かせてもらっています。これまで外に向かって開いていなかった扉が開いたら、発信する機会が生まれたのです。
 ある先輩は、「いい仕事もらったね」と言ってくださいました。その通りです。教育のために何かしたいと思っていた自分に、今できる最高の仕事をいただきました。Kさんに感謝です。
 先日、東根のある小学校で、若い男の先生の教室を覗かせていただきました。教え方はまだ拙かったかもしれないけど、子どもたちがみんなとてもよい顔をしていました。それは、この先生に担任してもらってうれしくてたまらないという顔です。明るさとか元気とか、こうしたものは、教室の中の空気なのかもしれません。それは、その中にいるだけで、うれしくなるような空気です。
 わたしも忘れかけていた空気を味わってきました。わたしが本当にコラムで伝えたいのは、こうした類のもののような気がしています。
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絶景散歩コース [日記]

 自宅から坂巻川の原流を遡り、芸工大の宿舎脇から遊創の丘に入っていくと、鮮やかな世界に入る。さらに天空の丘を登り、県道の三本木沼線に出ると、そこにある見晴らし台から市内を見渡すことができる。そして、県道を下りて自宅に帰ると、距離は約四キロ、歩数は七千を越える。
 この好きな散歩コースもまもなく冬を迎える。もしかしたら、今日は、今年最後の絶景なのかもしれない。
211030游創の丘.JPG

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弘前で [日記]

弘前市のりんご公園に、石坂洋次郎の碑が立っている。
 「物は乏しいが、空は青く雪は白く、
  林檎は赤く、女達は美しい国、それが津軽だ。
  私の日はそこで過ごされ、私の夢はそこで育まれた。」
 此処の景色を背景にして、碑文を読んだ時の感動が忘れられず、もう何度か足を運んでいる。10月24日のこの日も、時雨ていた空が晴れ渡り、岩木山が見渡せた。
 夜は、三味線ライブと地酒を求めて「あどはだり」に行った。酒は、弘前の「豊盃」、八戸の「八仙」に鮪と帆立を合わせてみた。腹に沁みる三味線の音が酒を躍らせた。
 客は、他に九州から来たという父と娘、そして男が2名という贅沢である。コロナ禍ということもあり、店内に無駄な音はない。三味線にただただ酒が進んだ。
IMG_3358.JPG 
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劣化の責任 [日記]

 自民党二階派のK氏が政界引退を決めた。参院からのくら替えの岸田派H氏と山口三区で保守分裂選挙のはずではなかったか。総裁と幹事長の交代で潮目が変わったのを察したか。そうではないらしい。
 舞台裏が新聞に載った。K氏に対して新幹事長が「立候補見送りの代わりに息子を比例区に出馬」の案が提示したのだ。
 既得権益を失うまいとする執念に、劣化する政治家の一幕をみた気がする。政治の劣化が、日本社会の劣化につながらなければよいが、社会には政治家の嘘や詭弁を見抜けない人がいっぱいいる。政治にすがる人が増えれば、それだけ見抜くことは難しくなる。バラマキを鵜呑みにしないで、その後をどう語るかを注視しようではないか。
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このままでは冬を越せない [日記]

 原油価格が高騰しています。当然この冬の灯油価格にも響いてくるでしょうから、年金生活には寒さが身にささる冬になりそうです。
 原因の中に、カーボンニュートラルなどの脱炭素化があるようで、OPECとしては、稼げるのは今ということで、増産しないのだそうです。
 政治家はいいですね。カッコいいことばかり言っていればいいのですから。火力発電を敵視するなど、極端に走り過ぎですよね。地球の温暖化が深刻な状態にあることは、京都議定書が採択された20数年前からわかっていたことです。あの頃は言えなかったけど、今は言えるということですかね。
 どうやら、政治家には、それに手をつけてしまったら支持率低下は免れないという政策があるようです。それにしても、バラマキ批判をしてくれた事務次官さんはえらいと思う。衆院選挙を前に現金のバラマキを公約に掲げる各党、今は当選めざしてうまくて美味しいことばかり言っています。
 財政再建はどうなったのでしょう。今や、成長ばかり語る皆さんの声なんて、信じている人がどれだけいるのでしょうか。この街を見渡せば、生協が消え、スーパーも一件消えるなど、衰退ばかりが目に付きます。ものの値段が安いのはいいけれど、生産者や製造者が可哀そうにも思えます。
 まずは、原油価格を安くして、安心させて欲しいな!
 
 

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