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絶景散歩コース [日記]

 自宅から坂巻川の原流を遡り、芸工大の宿舎脇から遊創の丘に入っていくと、鮮やかな世界に入る。さらに天空の丘を登り、県道の三本木沼線に出ると、そこにある見晴らし台から市内を見渡すことができる。そして、県道を下りて自宅に帰ると、距離は約四キロ、歩数は七千を越える。
 この好きな散歩コースもまもなく冬を迎える。もしかしたら、今日は、今年最後の絶景なのかもしれない。
211030游創の丘.JPG

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弘前で [日記]

弘前市のりんご公園に、石坂洋次郎の碑が立っている。
 「物は乏しいが、空は青く雪は白く、
  林檎は赤く、女達は美しい国、それが津軽だ。
  私の日はそこで過ごされ、私の夢はそこで育まれた。」
 此処の景色を背景にして、碑文を読んだ時の感動が忘れられず、もう何度か足を運んでいる。10月24日のこの日も、時雨ていた空が晴れ渡り、岩木山が見渡せた。
 夜は、三味線ライブと地酒を求めて「あどはだり」に行った。酒は、弘前の「豊盃」、八戸の「八仙」に鮪と帆立を合わせてみた。腹に沁みる三味線の音が酒を躍らせた。
 客は、他に九州から来たという父と娘、そして男が2名という贅沢である。コロナ禍ということもあり、店内に無駄な音はない。三味線にただただ酒が進んだ。
IMG_3358.JPG 
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劣化の責任 [日記]

 自民党二階派のK氏が政界引退を決めた。参院からのくら替えの岸田派H氏と山口三区で保守分裂選挙のはずではなかったか。総裁と幹事長の交代で潮目が変わったのを察したか。そうではないらしい。
 舞台裏が新聞に載った。K氏に対して新幹事長が「立候補見送りの代わりに息子を比例区に出馬」の案が提示したのだ。
 既得権益を失うまいとする執念に、劣化する政治家の一幕をみた気がする。政治の劣化が、日本社会の劣化につながらなければよいが、社会には政治家の嘘や詭弁を見抜けない人がいっぱいいる。政治にすがる人が増えれば、それだけ見抜くことは難しくなる。バラマキを鵜呑みにしないで、その後をどう語るかを注視しようではないか。
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このままでは冬を越せない [日記]

 原油価格が高騰しています。当然この冬の灯油価格にも響いてくるでしょうから、年金生活には寒さが身にささる冬になりそうです。
 原因の中に、カーボンニュートラルなどの脱炭素化があるようで、OPECとしては、稼げるのは今ということで、増産しないのだそうです。
 政治家はいいですね。カッコいいことばかり言っていればいいのですから。火力発電を敵視するなど、極端に走り過ぎですよね。地球の温暖化が深刻な状態にあることは、京都議定書が採択された20数年前からわかっていたことです。あの頃は言えなかったけど、今は言えるということですかね。
 どうやら、政治家には、それに手をつけてしまったら支持率低下は免れないという政策があるようです。それにしても、バラマキ批判をしてくれた事務次官さんはえらいと思う。衆院選挙を前に現金のバラマキを公約に掲げる各党、今は当選めざしてうまくて美味しいことばかり言っています。
 財政再建はどうなったのでしょう。今や、成長ばかり語る皆さんの声なんて、信じている人がどれだけいるのでしょうか。この街を見渡せば、生協が消え、スーパーも一件消えるなど、衰退ばかりが目に付きます。ものの値段が安いのはいいけれど、生産者や製造者が可哀そうにも思えます。
 まずは、原油価格を安くして、安心させて欲しいな!
 
 

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ある声に同調して [日記]

 このコロナ禍によって失われたものがあります。
 例えば、わたしの場合ですと、孫たちと会う機会が奪われたというのがあります。でも、これは、飲み会ができないのとはレベルが違うようです。
 失われたコトを取り上げては「残念!」などと言ってはみるものの、本当は、残念と単純に言い切れるものではなさそうです。それによって、自分が計り知れない影響を受けているかもしれないし、傷を受けているのかもしれません。
 例えば、こんな症状です。次男が誕生して、母から少し遠ざけられた長男が、わたしに抱きついて寝ていたのを思い出し、何だか無性に愛おしく思えてきたようなことです。これは、今遠ざけられていた感覚を昔の思い出から引き出しているのでしょうか。ともかく、せつなくなるようなことを思い出しているのです。
 今、誰しもが訳のわからないような思いによって、胸がこがされ、しめつけられているとしたら、わたしたちが本当に欲しいのは、十万円でも富の分配でもない、優しさに包まれての共感なのかなと思ったりしています。
 今朝、誕生日が十月一日と同じ日の友人宅に行ってきました。ALSになって二年が経ちます。あの時のままの思い出でよいという思いと、誰にでもあるだろう尊厳に近づいてはいけないという意識から、彼女に会うことは今日もしませんでした。
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